วันจันทร์ที่ 9 สิงหาคม พ.ศ. 2553

■ フォトフレームとサブディスプレイが合体


おもむろにオンキヨーから発売されたデジタルフォトフレームことLPF10M01シリーズを試用してみた。コレ、普通一般な感じのデジタルフォトフレームとして使えるのに加え、パソコン用サブディスプレイや各種AV機器用小型ディスプレイとしても機能するというプチ斬新な製品なんである。
オンキヨーのLPF10M01シリーズ。10.1型(1024×600ドット表示)液晶パネルを採用したデジタルフォトフレームで、HDMI入力にも対応する。カラーはホワイトとブラックで、2010年8月現在の実勢価格は1万8000円前後
LPF10M01シリーズは、10.1型ワイドの液晶を搭載したデジタルフォトフレーム。解像度1024×600ドットの画面上に静止画 (JPEG)や動画(AVI/MP4)を再生でき、スピーカー内蔵なので動画の音声なども再生可能。また音楽(MP3/WMA)にも対応し、据え置きの音 楽プレーヤーとしても使える。
……というだけだと、類似品多々な感じの凡庸なデジタルフォトフレーム~マルチメディアプレーヤーになってしまう。が、このLPF10M01シリーズのイキなところは、HDMI入力端子(HDCP対応)を装備する点。
要は、HDMI出力のあるパソコン、HDMI対応ビデオデッキ/カメラなどAV機器、HDMI搭載ゲーム機などを幅広く接続できる。また、HDCP対応ゆえ、ブルーレイディスクプレーヤーや地上デジチューナーなどデジタル保護された映像も映せる。
LPF10M01シリーズ、大雑把に言えば、デジタルフォトフレームとサブディスプレイが合体した製品ですな。スタンドアロンでデジタル フォトフレーム(というかマルチメディアプレーヤー)として使えて、パソコンなどと組み合わせればサブディスプレイや小型ディスプレイとして機能するとい うわけだ。
ありそうで無かった機能を持つ製品なので、早速実機を拝借して試用してみた。以降、LPF10M01シリーズの機能や使用感についてレポートしてみたい。

大きめだが扱いやすいハードウェア

まずLPF10M01シリーズの外観から見ていこう。10.1型ワイドで1024×600ドット表示という液晶パネルのスペックは、前回 紹介したアイ・オー・データ機器謹製LCD-USB10XB-Tと同じで、多くのネットブックの液晶もこれと同等。なので、わりとコンパクトなのかニャ?  と思ったが、額縁部分が広いのでけっこーデカい。そのサイズや質量から据え置き専用のデジタルフォトフレーム/ディスプレイになりますな。
本体のスロットやコネクタの類は充実しており、扱いやすい位置にあるとも感じられる。机上などで自立させるための脚は横置きにも縦置きに も対応し、長さ調節によりある程度角度を変えることもできる。机上据え置きのほか、壁掛けにも対応しており、そのためのネジ穴もある。ちなみに写真などの 向きは、本体の向き(縦横)に応じて自動的に回転/表示される。
本体サイズは幅300×高さ205×奥行き29mm(スタンド部除くで、質量は約950g。シンプルで細部の仕上げが良いので、チャチな感じはしない 本体左側面には電源スイッチと電源端子がある。また本体前面下にリモコン受光部、本体背面にはスピーカーが内蔵されている 本体右側面にはUSBポート(ミニB/パソコン接続用)、USBポート(Aタイプ/USBメモリ接続用)、メモリーカードスロット、HDMI端子、ヘッドホン端子が並ぶ
本体上部には再生操作やメニュー操作のためのボタンが並ぶ 本体上部のボタンで行えることは、付属のリモコンでも行える 本体上部のスロットには、このようにリモコンを入れておける
本体背面にある脚で自立する。脚の長さを調節すれば、画面の向きを変えられる 脚を長く伸ばしたところ。こうすると画面がより垂直に近づくわけですな 脚を回転させれば縦置きにも対応する。内蔵の加速度センサにより、本体が縦の場合、写真表示向きもこれに合わせて自動回転する。
てな感じのハードウェアですな。ちなみに電源は付属のACアダプタとなり内蔵バッテリーなどはない。パソコンとUSB接続すると、パソコンからLPF10M01シリーズに挿したメモリカードや内蔵メモリへとアクセスできるが、USBバスパワーで動作するわけではない。

鑑賞に堪える解像度と表示品位

デジタルフォトフレームとしてのLPF10M01シリーズだが、その表示品位的な印象は「キレイだし見やすい」というもの。たとえば静止 画を表示させると、十分に色鮮やかで明暗階調もけっこーシッカリ出るし、やはり1024×600ドットという解像度には写真を細部まで見る気にさせる精細 さがある。
それとリモコンの快適さ。処理能力があまり高くないためか、モード切替や画像回転/拡大などの処理速度は遅めである。が、リモコンで手軽に扱えるという快適さは、処理速度的なストレスを軽減してくれる。
表示はこんな雰囲気。デジタルフォトフレームとしての表示品位は高いほーだと感じる 視野角もわりと広いので、見る角度が少々変わっても暗くなったりしにくい こんな位置から見てもまずまずキレイに見える
リモコン操作時の反応は速くないが、リモコン操作は行いやすい。操作時に現れるメニューも理解しやすい 静止画表示中に液晶の明るさ/コントラスト/色合いを微調整することもできる 画面の左上に時刻を小さく表示させることもできる
ちなみに、写真の1枚表示に加えてスライドショー表示にも対応している。スライドショーは、写真の切り替え時間を5段階、切り替えエフェ クトを6種類から選べる。LPF10M01シリーズにはMP3やWMAなど音楽ファイルを再生する機能もあるが、スライドショーを行いながらこれら音楽を BGMとして流すことも可能だ。
どのようなパターンでスライドショーを行うか、わりと細かく設定できる 写真切り替えエフェクトの一例 好みの音楽を鳴らしながらのスライドショーも可能。プレイリストを作成しての音楽再生にも対応している
静止画以外に動画の再生も可能なLPF10M01シリーズだが、個人的には本体内蔵スピーカーからの音がちょい残念。ノートパソコンの内 蔵スピーカーとかよりはずっとイイ音がするものの、スピーカーサイズの小ささゆえか、音楽を鑑賞できるレベルの音質とまでは行かない。ただ、ヘッドホン出 力端子があるので、そこにアクティブスピーカーなどをつなげば、LPF10M01シリーズからのサウンドを十分楽しめるとは思う。

パソコンのサブディスプレイとして

次にパソコンのサブディスプレイとして。HDMI出力を持つパソコンとしかつながらないが、パソコン側にHDMI端子があれば映像もサウンドも1本のHDMIケーブルでLPF10M01シリーズから出せるのは便利だ。
ともあれ、手持ちのHDMI出力端子付きノートパソコン(DELL Inspiron 1526/Windows Vista/ATI Radeon X1270)にLPF10M01シリーズをHDMI接続。その表示の様子を並べてみる。
画面の設定を1024×600ピクセルにしたところ。LPF10M01シリーズ上にアイコンやウィンドウがドットバイドットで表示される。十分キレイで実用性のある表示ですな 設定を1280×720ピクセルとしてみた。ドットバイドット表示ではなくなるが、表示される要素はスケーリング(縮小)されるので一部が隠れることはない。まだ文字が読めるレベルですな 1360×768ピクセルにしたところ。まだどうにか文字が読めるレベル。グラフィック要素の多い表示なら十分使えるという印象だ
1440×900ピクセルにしたところ。意外なことに、これでもまだアイコン名称などの文字が読めちゃう。でも滲んだ感じですな 1680×1050ピクセルにしたところ。読める文字と読めない文字が出てきた。滲んだ感じもややヒドく、用途が限られる表示だ 1920×1080ピクセルにしたところ。LPF10M01シリーズが入力を受け付ける最大解像度ですな。読めない文字が多いが、これでもどうにかパソコンとして使えそうな雰囲気
当然だが、LPF10M01シリーズの解像度と一致する1024×600ピクセルの表示=ドットバイドットの状態がいちばんキレイ。ただ、それ以上のピクセル数を設定して、つまりウィンドウやアイコンを縮小表示させてもけっこー使える感じではあった。
さておき、やはり10.1型/1024×600ドットのサブディスプレイとなると、去年あたりの小型&やや低解像度USBサブディスプレ イのような「こういう用途なら使えなくもない」的な制限が少ない。前回レポートしたLCD-USB10XB-T(http://k- tai.impress.co.jp/docs/column/stapa/20100802_385000.html)と同様、このLPF10M01シ リーズもマルチディスプレイの一部として十分役立つと感じられた。
なお、前回のLCD-USB10XB-Tは2010年8月現在の実勢価格が1万5000円前後。今回レポートしたLPF10M01シリー ズの実勢価格は1万8000円前後。その差3000円。ま、ハードウェア的に別モノなんだが、パネルサイズと解像度が同じってんだから、ついつい比べちゃ うっていうか比較検討せざるを得ませんな。
ぜひ皆さん各人の価値感で比較したり悩んだりして欲しいわけですけど、オンキヨーのLPF10M01シリーズは、汎用ディスプレイとしては明らかに買いやすい製品だと思う。
一点、額縁が大きいというトコロは、パソコン用サブディスプレイとしても、あるいはAV機器用の汎用ディスプレイとしてもマイナスだと思 う。が、HDMI接続でありかつスピーカー内蔵であることは、パソコン用サブディスプレイとしてもAV機器一般向けHDMIディスプレイとしても実用的だ し、USBサブディスプレイ全般と比べても大きなアドバンテージと言えよう。
購入の後押し理由として、スタンドアロンのときはデジタルフォトフレーム~マルチメディアプレーヤーとして楽しめる!! てなコトがある あたりも、なかなか悩ましいLPF10M01シリーズ。パソコン用サブディスプレイも欲しいしデジタルフォトフレームも欲しいなぁと思っている人をクラリ とさせる製品だと思われるし、それ以上の活用幅があるLPF10M01シリーズなので、興味アリな人はジックリと吟味してみるといいかもしれない。
2010/8/9 09:27

★Xbox 360ゲームレビュー★


キャラクターや装備の育成、豊富なスキルなど
多くの要素が詰まった爽快バトルアクション

「NINETY-NINE NIGHTS II」

  • ジャンル:大軍勢アクション
  • 発売元:株式会社コナミデジタルエンタテインメント
  • 開発元:株式会社フィールプラス
  • 価格:7,140円
  • プラットフォーム:Xbox 360
  • 発売日:発売中(7月22日発売)
  • プレイ人数:1人 / オンライン時2人
  • CEROレーティング:D(17才以上対象)


 2010年7月22日、株式会社コナミデジタルエンタテインメントから大軍勢アクション「NINETY-NINE NIGHTS II」が発売された。
わらわらと現われる敵をなぎ倒していく爽快な戦闘がウリの1つでもある本作だが、それだけではない。巨大なボスとの戦闘、キャラクターや装備品の成長要素、隠されたサイドミッション探し、Xbox Liveでの2人協力プレイなど多くの要素が詰まっている。
開発は「ロストオデッセイ」の株式会社フィールプラスが担当している。
早速、本作の魅力を紹介していこう。


■ 夜の王から世界を救う5人の英雄の物語
古より神々に愛されてきたこの世界は、
奇跡と魔法が身近に存在し、
人間をはじめ、妖精や、伝説の怪物など、
さまざまな生命で満ち溢れていた。

肥沃な土地に恵まれた中原は、いくつもの大国が覇を唱えては、
やがて亡んでいくことを繰り返してきた。
そんな混沌と平和が繰り返されていたある日。

中原に“夜の王”が現われた。

夜の王は夜の軍勢を率い、次々と大国を討ち滅ぼした。
その破壊は津波となり、わずか三カ月で中原のすべてを焦土に変えた。

そして夜の王は最後の目的地である北の聖地へと向かった。

夜の王が誕生してから九十二日。
夜の軍勢に包囲されつつある、聖地オルフェア。
その大軍の1角を、閃光と轟音が切り裂く。
爆炎の中から現われる、1人の超戦士。
たった1人、夜の軍勢を蹴散らしながら、無人の野を駆けるがごとく、
オルフェア城へと進んでいく。

プレーヤーが操作できるキャラクターは、上記ストーリーで超戦士と語られているグレン、聖地オルフェアを治めるエルフの女王セフィア、オルフェアの地下 牢に閉じ込められていたがセフィアから取引を申し込まれ決戦に参加するマグニ、いち早く夜の王の存在に気付き討伐に向かうが返り討ちにあってしまったダー クエルフ族の監視者ザジ、一族から奪われた闇のオーブを取り戻すべくオルフェア軍に手を貸すゴブリン族の暗殺者レフ。
世界に残されたの時間はたったの7日間。夜の王から世界を救うべく、5人の英雄たちは命を懸けて戦う。最初はグレンしかプレイすることができないが、ストーリーを進めることで使用可能キャラクターが増えていく仕組みになっている。
5人のストーリーは同じ時間軸で展開していく。あの時、このキャラクターはこんなことをしていたのか! だからこんなことになったのか! など、それぞれの視点からストーリーを堪能できる。


■ 迷わずプレイできるよう配慮されたゲームの流れ
ゲームはキャラクター選択、ミッション選択、ミッションの3つを繰り返すというシンプルな流れになっている。
キャラクター選択では、キャラクターや装備のレベルアップなどを行なえる。新たなステージで力不足と感じたら、これまでにクリアしたミッションをプレイして経験値を稼ぎ、レベルアップすればいいわけだ。
アクションやスキルなどが試せるコロシアムも用意されている。敵を倒すと経験値が獲得できているように画面に表示されるが、実際には獲得できない。あく までテスト用のステージと考えておこう。経験値表示があるのは、経験値に関わるスキルのテストができるように配慮された結果だろう。
キャラクター選択ではレベルや装備だけでなく、カラー変更も可能。カラーはステージに落ちているアイテムを拾うことで増えていく。5人の全カラーを集めたいなら、マップをくまなく探索しよう

ミッション中、進行状況に応じてメインミッションが発生していく。これはスタートボタンを押せばいつでも確認可能な上、複数の目的地がある場合などは目的地がミニマップで水色のアイコンで示されるため、迷わず進められる。
特定の場所や状況によってはサイドミッションと呼ばれるミッションが発生する。ミッションクリアには関係しないが、達成すればクリア時にもらえるスコアがアップする。サイドミッションを探すのも本作の楽しみの1つだ。
ステージは広く、ミッションによっては階層の分かれたものも存在する。迷うことがあるかもしれないが、何度かプレイすれば自然と構造が頭に入る程度に なっている。筆者の場合、初プレイ時には1時間以上かけてようやくクリアできたステージがあったが、ステージの構造を把握し、キャラクターの性能を上げ、 クリアを優先してプレイすれば10~15分程度でクリアできるようになったほど。プレイを重ねるとサイドミッションなども把握できるため、スコアアップも 簡単にできるようになる。やればやるほど目に見えて結果が良くなっていくため、つい何度もプレイしたくなる。
メインミッションが発生!指示通りにミッションを達成し、ステージクリアを目指そう 状況によってはサイドミッションが発生することも。達成すればスコアアップできる 広いだけでなく、階層の分かれたステージも存在する。プレイを重ね構造を把握したい

難易度はイージー、ノーマル、ハードの3種類があり、ミッション開始前であればいつでも変更できる。サクサク進めたいなら、イージーでプレイするといい だろう。キャラクターの性能やプレイに慣れているかどうかで体感する難易度は大きく異なる。アクションが得意でなかったり、キャラクターが弱ければイー ジーであっても苦戦することがあるだろうし、バトルシステムを理解し、キャラクターを育成しておけばハードであっても簡単と思えるだろう。本作では装備品 や装備品のレベルが大きく影響する。ゲームを楽に進めたいなら、装備品やレベルアップさせる装備品の選定を慎重に行なうといいだろう。これら装備などにつ いては後ほど詳しく紹介させていただく。
体力がなくなるとゲームオーバー。ゲームオーバー後に選択できるのは、1:最後に通過したチェックポイントからやり直す、2:キャラクター選択に戻る、 3:装備を変更する、の3つ。3の装備変更は1を選択するためのものと考えてもらえればいい。ボス戦前には必ずセーブが入るため、負けてしまってもすぐに ボスから再戦できるので安心だ。
ミッション中、任意にセーブすることはできず、規定のチェックポイント通過時にのみ自動セーブされる。チェックポイントは実際に通過してみるまで場所が わからず、セーブされるのはミッション中初めて通過した場合のみであるため、チェックポイント通過後に時間をかけてステージを探索してゲームオーバーとな ると、精神的ショックは大きい。ステージを余裕でクリアできるようになってから、探索をするのがオススメだ。


■ 個性を持たせながらも共通の操作を採用しているため、どのキャラクターも違和感なく扱えるバトルシステム
簡単操作で多くの敵を蹴散らす爽快なアクションは本作の魅力の1つといえるだろう
アクションは1ボタンで出せるものが多く、複雑なコマンド入力などは一切ない。誰でも簡単に気持ちよくアクションが決められるだろう。また、全キャラクター共通のコマンドを採用しているため、キャラクターを変えても違和感なくプレイできるのが嬉しい。
基本となる通常攻撃はXボタンで弱攻撃、Yボタンで強攻撃とシンプル。連続して入力することで最大5段階の連続攻撃が可能だ。連続攻撃のルールは弱攻撃 から強攻撃にはつながるが、強攻撃から弱攻撃にはつながらないということだけ。連打するだけで自然と連続攻撃が出せる。
XボタンとYボタンの組み合わせだけで多彩な連続攻撃を繰り出すことができるので、誰でも簡単に多くの敵をなぎ倒す爽快感が味わえる Yボタンの強攻撃は長押しすることでガードを崩せるフィニッシュ攻撃に変化!

Yボタン長押しでのフィニッシュ攻撃は連続攻撃の2~4段階目でも可能。打ち上げるタイプのフィニッシュ攻撃であれば、打ち上げ後にYを押し続けることで打ち上げた相手に合わせてジャンプまでしてくれる。さらに空中で連続攻撃を叩き込めるわけだ。
ダッシュ中にYボタンを押せばダッシュ攻撃が出せる。多くの敵を巻き込み、ダウンを奪えるため、使いやすい。ジャンプ攻撃は空を飛ぶタイプの敵に対して必須のアクション。飛んでいる敵を見つけたら、ジャンプ攻撃を決め、叩き落そう。
フィニッシュ攻撃で打ち上げ、空中で追撃を叩き込む。これだけのアクションがXボタンとYボタンだけで実現できる ダッシュ攻撃は広範囲にヒットし、ダウンを奪える優秀な技。弱い敵ならこれ1発で倒せる 飛んでいる敵は遠距離攻撃をしてくる厄介な相手。すぐにジャンプ攻撃で叩き落そう

敵の防御を崩した後か防御中に敵の攻撃に合わせてYボタンを押すことで繰り出せる1閃という技も。前者は状況的に発生しやすく、決める機会も多いだろう。無理に狙う必要はないが、実績解除を狙うなら、欠かせない技でもある。
防御系のアクションには地面を転がり攻撃を回避できる緊急回避(右トリガー)、すぐに体勢を立て直せる受身(吹き飛ばされ中にAボタン)、正面からの攻 撃を防げる防御(左トリガー)がある。緊急回避はただ攻撃を避けるだけでなく、連続攻撃後などの硬直時間をキャンセルできる重要なアクションだ。防御は敵 の攻撃が厳しくなるハードなど、特定の状況において使いたいが、緊急回避と比べると出番は少なくなるだろう。
回避目的だけでなく、攻撃の硬化時間をキャンセルできる緊急回避は習得必須のアクションだ 1度に多くの敵に攻撃できるダッシュ攻撃は連続攻撃と異なり、緊急回避で硬直時間をキャンセルできないが、スキルなどであればキャンセルできる

LBを押した状態で、A/B/X/Yボタンでスキルが発動する。どのボタンにどのスキルをアサインするかはアクセサリの装備箇所によって決定される。用途に合わせてボタンを統一しておけば、スキルを変更しても適切なスキルをミスなく出しやすい。
スキルは1度発動すると次の発動までに時間を要する。時間はスキル毎に異なる。スキルには強力なものが多いため、スキルの再使用時間を短くしてくれる効 果のあるアクセサリを装備しておくとプレイの助けになるだろう。スキルやアクセサリについては後ほど詳しく紹介とさせていただく。
RBを短く押すとオーブゲージを消費してオーブアタックが発動する。オーブアタック中、攻撃をヒットさせると追加ゲージがたまり、MAXになると追加攻 撃の大技を放つことができる。また、RBを長押しすればオーブスパークという範囲攻撃が発動。左スティックを回転させるとダメージアップも可能だ。オーブ アタックやオーブスパークはダメージだけでなく、発動中無敵という大きなメリットがあるため、攻撃だけでなく、緊急時の回避手段としても役立つ。
LBを押しながら、A/B/X/Yボタンを押せばスキルが発動する。操作で複数ボタン入力が必要なのはこれだけだ 強力かつ無敵時間のあるオーブアタック、オーブスパークは便利な技。発動にはオーブゲージが必要で、ゲージは敵を倒す、アイテムを取るなどで増え、最大で3本分ためられる

連続攻撃やスキルなど、ただ攻撃するだけでも気持ちよく戦闘できるが、状況に応じて緊急回避や防御を使うことで被ダメージを減らし、より安定してステー ジを攻略することができる。また、連続攻撃の隙を緊急回避でキャンセルしたり、再使用までの時間を考慮したスキル運用などを行なえばさらに戦闘の深みが増 してくる。


■ それぞれ特徴的なアクションを持つ、魅力溢れる5人の英雄たち
プレーヤーが操作できる5人のキャラクターは同一の操作形ながら、ぞれぞれが得意とする武器に応じたアクションを行ない、Bボタンで発動できるキャラク ター固有のアクションも備えている。どんなタイプのキャラクターに育てるかは武器の性能に合わせて行なうといいだろう。ここからは5人のキャラクターにつ いて紹介していきたい。
2本の剣で戦うグレンは、最初にプレイするキャラクターだけあって、攻撃力、スピードともに高いレベルでバランスがとれている。獲得できる武器の性能は 様々で、物理、魔法どちらでも器用にこなせる。キャラクターアクションは「破壊」で、ステージ中にある赤いマークの障害物を破壊することが可能。敵への攻 撃としても使うことができる。

女王セフィアは特殊な刃を駆使して戦う。獲得できる武器の性能は魔法に特化したものが多いため、魔法をメインにすると効果的だ。個人的な印象だが、本作 は魔法の威力が高いため、魔法に特化したセフィアの攻撃力の高さは頭1つ抜けている印象がある。キャラクターアクションは風で、魔法の炎を消したり、仕掛 けを起動するのに用いる。敵に当てれば一定時間動きを封じることも可能。また、ボタンを押す時間によって距離が変化する。

槌を用い、その巨躯から圧倒的な威力の攻撃を繰り出すマグニ。スピードは遅いが攻撃力が高く、HPも多い。マグニを使えばパワフルな近接攻撃による戦闘 が堪能できる。獲得できる武器の性能にはメレー属性スキルに関するものが多く、魔法よりも物理特化にするのが得策だろう。キャラクターアクションは運搬 で、岩など掴んで運べる。敵に向かって使えば、敵を掴んで投げることも可能。

弩で戦うダークエルフのザジは攻撃範囲の広さが魅力のキャラクター。その分、通常攻撃の威力はやや低めに設定されているようだ。獲得できる武器にはオー ブの力に関係するものが多いため、オーブでの攻撃を考えた装備にするといいだろう。キャラクターアクションは狙撃で、主観視点となり、右スティックでター ゲットマークを動かして射撃を行なう。遠距離からの攻撃や仕掛けの起動に活躍する。サイドミッションでは狙撃を要求されるものも。

ゴブリン族の暗殺者レフは飛刃を得意とする。スピードが早く、隙の少ない攻撃が可能。獲得できる武器の性能には攻撃速度、範囲に関するものだけでなく、 スキルの再使用時間を短縮するものがあるため、好みのプレイスタイルに応じて装備品を決めるといいだろう。キャラクターアクションは飛翔でステージにある 紫の球体付近で使用すると鎖を伸ばして大きくジャンプする。

物理や魔法など方向性の話をしたが、どのキャラクターも装備アクセサリ次第で好きに調整できる。例えば、マグニを魔法特化にしてもハードをクリアするの に十分な性能を手に入れられる。得意とする分野でなくても、プレーヤーの好みに調整できるのは嬉しいところだ。だが、武器の性能に合わせて装備を調整する ことで真価を発揮するのは間違いないだろう。


■ キャラクターや装備をレベルアップできる育成システム
経験値を消費してレベルアップさせられるのは、キャラクター、武器、アクセサリの3種類。キャラクターならHPが、武器なら攻撃力と武器の効果がアップする。アクセサリはものにより、レベルアップによる効果が異なる。
武器は後半入手できるものほど強いわけではなく、武器ごとに異なる性能を持つ。このため、最初の武器であっても最後まで使えるので、自分に合ったものを チョイスしよう。これら武器は特定の条件を満たすことで入手することができ、各キャラクター5種類の武器が用意されている。この内1本だけはXbox Liveでのオンラインプレイでのみ入手できるようになっている。
敵を倒したり、宝箱を壊したりすると赤い光が現われ、キャラクターに吸い込まれていく。これが経験値(ソウルポイント)であり、キャラクター毎に蓄積されていく。得られた経験値を消費して、キャラクターと武器は10まで、アクセサリは5までレベルアップさせることができる

アクセサリを装備すれば、アクセサリに応じたスキルを身につけることができる。アクセサリには効果の高いものが多く、どのアクセサリを装備するかがキャラクターの性能を大きく左右する。
アクセサリは全キャラクター共通となっており、1人が入手すれば全員が使用できる。ただし、レベルはキャラクター毎に別であり、他のキャラクターでのレベルに関係なく、レベル1からのスタートとなる。
アクセサリにはアクティブスキルとパッシブスキルがあり、それぞれ最大4個ずつ、計8個のアクセサリを装備できる。獲得条件はステージクリアやステージ 内で拾うなど様々で、オンラインプレイでのみ入手できるものも存在する。序盤は所持アクセサリが少ないため、迷うこともないだろうが、終盤までくると種類 が増え、何を装備して、どんなキャラクターにするか考えるのが楽しくなってくる。
任意のタイミングで発動できるアクティブスキルには、メレー系、マジック系、エンチャント系の3つに分類されている。メレー系には前方広範囲の敵を攻撃 できるスウィービング、地面をはう衝撃波で周囲を攻撃するアースクェイクなど、直接的なダメージを与えるものが多い。マジック系は火の弾を前方に発射する ファイアーボール、体力を一定時間毎に回復するヒールなど、直接的なダメージだけでなく、状態異常効果、回復、防御など様々。エンチャント系は、一定時間 残像が出現し攻撃するシャドウ、直前に使用したアクティブスキルを使用するミラー・イメージなど、メレー系、マジック系とは異なる特殊な性能を持つものが 多い。
レベルを上げれば攻撃範囲が拡大するメレー系スウィービング。発生の速さに加え、再使用時間の短さも魅力だ 範囲攻撃が可能で、巨大な敵にめり込むように使うことで大ダメージを与えられるマジック系レディアント・スフィア エンチャント系ミラー・イメージは直前に使用したアクティブスキルを使用する。レディアント・スフィアの連続使用なんてことも可能

自動的に効果を発揮するパッシブスキルには、体力の最大値を増加させるヴァーチャー、攻撃速度の最大値を増加させるヘイスト、気絶による状態異常時の持 続時間を短縮するエンデュア・インパクト、キャラクターアクションで敵を倒した際にソウルポイントが増加するブレス、全スキル使用時に再使用時間を短縮す るクイック・ドロウなど、その効果は様々だ。
パッシブスキルは基本パー マネント系なのだが、オベロンというスキルだけが唯一マジック系になっている。オベロンはエンチャントライトニングなどのスキル発動中のみ使用可能で広範 囲に攻撃できる強力なスキル。アクティブスキルを全てオベロン対応スキルにすれば、オベロンをうちまくることも可能だ

これら装備は、物理攻撃重視、状態異常重視、魔法攻撃重視、バランスタイプなど方向性を決め、それに合わせて装備を決定するのがいいだろう。また、ボス 戦向け、対多数向けなど、状況に応じた組み合わせを考えてみるのもアリだ。組み合わせのパターンは多く、プレーヤー毎にベストな組み合わせは異なるだろ う。組み合わせによっては思いがけない効果を発揮することも。
最終的には使用する装備はMAXレベルまで上げるだろうが、ストーリーを進める上では、何を優先してレベルアップさせるかが重要。レベルアップには経験 値が必要なため、序盤は何に経験値を振ればいいか迷うこともあるだろう。そんな場合にはアクセサリのレベルアップに経験値を使っていくことをオススメす る。武器を変えてもそのアクセサリを装備していれば同様に効果を発揮してくれるからだ。


■ 短い時間で知らない人とも気軽にプレイできるXbox Liveでのマルチプレイ
Xbox Liveでは2人協力のマルチプレイが楽しめる。どのステージもクリアまで5~15分程度と気軽に遊べるものばかりとなっている。
プレーヤーを募集しているセッションに自動で参加するQUICK MATCH、ホストとなりセッションを作るROOM MAKE、セッションを検索するCUSTOM MATCH、各種ランキングが閲覧できるLEADERBOARDと一通りの機能が揃っている。すぐにマルチプレイを楽しみたければQUICK MATCHを、プレイするステージを指定したかったり、フレンドとプレイしたければROOM MAKEと使い分けるといいだろう。
用意されたステージは、3ラウンドの間、次々と現われる敵をひたすら倒し続けるSURVIVAL、協力して道を切り開き、目的地を目指すMAZE、同じ ところからスタートし、先に一定数の敵を倒したプレーヤーがボーナスを獲得できるRACE、それぞれ異なる道を進み目的地まで目指すESCORT、難易度 の高いステージに2人で挑むHELLの5種類。ステージごとにレベルが設定されており、1つクリアすると次のレベルのステージが選択できる仕組みになって いる。  SURVIVALはとにかく敵を倒すだけのシンプルなステージ。そのゲーム性やマルチプレイの中では最も経験値が稼ぎやすいこともあってか人気が高い。 クリアだけが目的なのであればよいが、獲得できる経験値は自分が倒した数によるため、力量差があると一方だけが大量の経験値を獲得することになってしまう ので注意したい。また、ステージに対してあきらかに装備などが不足していると足手まといにしかならないので、どのステージが選択されているのか、スタート 前に確認するといいだろう。
MAZEでは片方のプレーヤーが仕掛けを動かすと、もう片方のプレーヤーの道が開くといった要素がある。自分が動かさなければならない仕掛けを放置して いると相手は何もできなくなってしまう。ミニマップに水色のアイコンは自分が解除できる仕掛けの場所を示している。ミニマップを確認し、アイコンがあれば 目指して進もう。テキストチャットなどはサポートされておらず、コミュニケーションはボイスチャットのみとなるため、知らない相手とプレイする際には自分 のせいで進めなくならないよう気をつけたい。
RACEは競争ではあるものの、先に一定数の敵を倒してもボーナスが獲得できるだけで、クリア条件は別に設定されている。ボーナスを取りたいのはわかる が、1人先行して気絶してしまうとボーナスが獲得できないだけでなく、クリアすらも危うくなってしまう。自分の力量を把握してプレイに臨みたい。
ESCORTは共通の目的地を目指して異なる道を進み、目的地でのバトルに勝利すればクリアとなる。どちらかが遅いと片方は目的地でただ待つだけになってしまうため、無駄な寄り道は避けたいところだ。
HELLは難易度の高いステージではあるが、低レベルのものであればそれほど難しいわけではないし、高レベルものであっても、装備を整えておけば特に問題ないという印象。名前に恐れずトライしよう。
シングルプレイと異なり、マルチプレイでは体力がなくなると気絶状態となり、2人のプレーヤーが同時に気絶してしまうとゲームオーバーというルールに なっている。気絶状態になっても一定時間で復活できるし、気絶したプレーヤーに近づいてBボタンを押すことで即座に復活させられる。復活させても自分の体 力が減るといったリスクはないため、可能な限り復活させよう。このようにHPが0になっても復活できるシステムになっているため、ステージに対して装備が 足りないなどの問題がなければ、まずクリアできるだろう。高レベルのステージであっても互いの装備やプレイスキルがあれば、十分にクリアできる。実際、フ レンドを呼ばず、知らない人とのプレイで全ステージクリアすることができた。


■ 最後に
1対多の戦闘だけでなく、巨大なボスとの戦闘、キャラクター育成、隠されたアイテムやサイドミッションを探す楽しみなど、多くの要素が詰まっている。ス テージを進めるには敵を倒すだけでなく、簡単な謎解きや狭い足場をジャンプして渡ることも必要になってくるため、単に多くの敵をなぎ倒すだけでなく、これ ら多くの要素を求めるプレーヤーにオススメしたい。
3段階の難易度、アクセサリ探し、成長要素とストーリークリア後に楽しめる要素は多い。特にアクセサリは数が多く、組み合わせにより、どんな結果が得られるか試行錯誤するのがクセになる。
多くの数のキャラクターを1度に登場させているにも関わらず、処理落ちがほとんど起きないことも伝えておきたい。驚くほど大量に現われる敵を気持ちよくなぎ倒すことができる。
Xbox Liveでのマルチプレイは短い時間で、チャットなどのコミュニケーションなく、知らない人とでも遊べる難易度になっており、気軽にプレイできるのが嬉し い。8月12日にはマルチプレイに2ステージ追加されるDLC「オンラインステージパック」(320MSP)の配信が予定されている。どんなステージにな るのか楽しみだ。
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(2010年8月9日)
[Reported by 木原卓 ]